ユーロビート用語辞典
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→作家編

◆プロデューサー
最も偉い人。基本的に金に関する全てのことに権限があるが、ユーロの場合MAX松浦が全てなので、イタリアでの仕事はいえば、スケジュールのブッキングなど、ごくごく雑用に限られる。とはいえネームバリューは絶大なのでそのレーベルの実力者が揃ってノミネートされている。力関係を見る場合には最適。

◆作曲家
コンポーザー、トラックメイカーと表されるが、ユーロの場合その後のアレンジ、ミックスダウン作業が同時にできなければ一人前とされないしなにより雇ってくれない。従って、専業作曲家として仕事をしているのはシンガーと兼任しているかよほどいいメロディを書ける人間に限られる。

◆作詞家
英語詞を書く人。女性陣が圧倒的にこの役回りを担っている。いないところは他の作家が兼任している。なんでも適当に定番の語句をつなぎ合わせれば普通の歌詞くらいはできるらしいのでレーベルごとにその重要度に差がある。

◆アレンジャー
編曲家。これも作曲家と同様これだけできただけでは話にならない、くわしくは下の項参照。

◆エンジニア
多くの作家はこの仕事が共通のメインとなるし、必須の業務。つまりユーロ作家=曲書き、アレンジャー、レコーディング、ミックスダウンの全ての仕事をこなさなければならない。そもそも打ち込みサウンドが主体となるので明確な区分けが難しいのです、ハイ。

◆貴公子
DAVE RODGERSのこと。ALEPHの頃はゴットファーザーと言われているのに突然若返った背景には当時まともなリアルパフォーマーがいなかったユーロ界において唯一ルックス、ネームバリュー共抜きん出た彼を売り出したいAVEX側の思惑プンプンによるもの。

◆親父
Sergio Dall'Oraのこと。数えで54歳。音楽製作会社「HAVANA SRL」の社長としてTIMEのユーロ部門の主力作家として君臨「MAHARAJA NIGHT」以降淡白で薄い打ち込みサウンドを延々7年以上続ける強者。最初は批判が多かったものの、今ではすっかり伝統芸能として定着。依然として起用される理由についてはオサレ感皆無の老獪音楽センスと単に仕事を速く確実にこなす有能管理者である説が最も有力である。なお本人は1年ごとにリリースされるSEB記念コンピに毎回髪型を変えて登場するオサレなオヤジである。



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