ユーロビート★コラム
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ﾕｰﾛの制作現場(番外)

さて、送られた曲はそのままCDに収録されて終わりなのでしょうか？、実はそうではありません。 NON-STOP Mix（ﾕｰﾛﾏｯﾊなど）はもちろん、SEBでも時間の関係上、そのまま使われずに多くは切り張りされて収録されてしまいます。そのため、伝えたい意図とは違う不本意な結果に終ってしまうことも少なくありません。また、CDにする原盤を編集する時には必ずﾏｽﾀﾘﾝｸﾞという作業を通ります。通常はﾄﾗｯｸ分け、ﾎﾞﾘｭｰﾑの均一化が主なのですが、ことﾕｰﾛにおいては特に音を目立たされるために高音を目一杯引き上げて歪ませるような調整が行われます。そのため、輸出前とは音の雰囲気が違うことがほとんどですこっちで作った時には一つ一つの音の分離がキレ良くできていたのに、いざCDで聞くとﾊﾞﾗﾝｽを崩したために音がつぶれて聞こえた…なんてことも…まぁこれはちゃんとしたﾓﾆﾀで聞けば実感できることなので普通のリスナーさんでは試せないですが。

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