ユーロビート★コラム
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ユーロの制作現場(3)



ある程度メロディが固まってきたら、いよいよ作詞家の登場です。スタートから関わってきてはいるのでそれに合わせて適当に(笑)つけていきます。というより英語詞は語感がかなり重要であるので日本語のようにまわりくどい表現が難しいのですね。特にユーロは見た目の気持ち良さを 非常に大事にする音楽ですから決まりきったフレーズがよく多用されます。ここまで来る間に作曲担当の人、もしくはエンジニアさんはデモをワンコーラス分作成します。ベースとキック(バスドラ)とチープなシンセで構成されています。もちろん音は安っぽいのですが驚いたことにこの時点でレーベルごとの特有の音の質感や雰囲気は完成されているのですね〜。某○○レーベルなんかはデモをそのまま完成品として使っているんじゃないのか!?というくらいです。ですから、この後派手なアレンジを加えたとしてもベーシックな雰囲気は全く同じなわけです。よく日本人ではこの音を真似できないといわれますがそのヒミツ、実はこのデモ段階にあるのではと思います。ここらへんから作業が徐々にあわただしくなってきます。

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