ユーロビート★コラム
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ユーロの制作現場(2)



さぁ、ネタが決まったらいよいよオケを選択していきます。バッキング、メロディは機械的というか一から組み立てるのではなく、ハードディスクに(笑)入ってるストックからチョイスしていきます。そして想像した雰囲気に合わせてアレンジを重ねていきます。イイカゲンだと思うかもしれないのですが、ユーロにピッタリなバッキングは元々限られているのですよ。聞いてて気持ちいいとかそういう風に感じるのは。あと、最近はレーベルごとに作家さんが固定化されてきているので、テイストはどうしても似通ったものになります。逆にいえば、ちょっと聞いただけで「あっ、これはアイツが作ったね」と言うくらいに作風が固まってはじめてプロフェッショナルだと私は思います。これも世界中どこの作家を見ても同じですよね。そもそもユーロビートはシンセの感触や勢いが大切。重要な作業はこの後にたんまりと控えています。 あれ、そういえば詞は…?それは次回に。

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