ユーロビート★コラム
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東京ミッドナイトロンリネス
えと、管理人はJ-POPも良く聞くほうなんですが、今日は先日リリースされたばかりの「東京ミッドナイトロンリネス」について。たいていの人は気づいていると思いますが、チープなリードシンセにシンセドラム‥こんなのダローラ御大でも7年前から使ってない(笑)80年代真っ盛りのユーロ歌謡に仕上がっております。完成度はきわめて高く当然ユーロファンなら文句なく受け入れられる曲なんですが、他のJ-POP系レビューサイトを見るとどうも古臭い、安っぽいというイメージが先行してしまうようです。全体的は確かに古いテイストなんですが、細かいサンプリングやリズムトラックを見るとそこはやっぱり現代的な音を多用しているんですがね‥。で、問題は"万が一"こういうのがきっかけでユーロ系の音楽が復権した場合、果たして今のユーロビートがその受け皿になりえるか?ということです。おおまかなイメージ的には同じですが、曲の訴えるものや情感というのは全く違います。この曲の場合、メロディは日本人が普遍的に良いと感じる哀愁メロディを基本に今風のポシティブさを加えているのですが、そこにはユーロビートが日本に根付くきっかけとなったメロディの優秀さをも忠実にトレースしています。その点いつまでもパラパラにシフトした曲調では例えまたダンスミュージックが評価されてきたとしてもそれだけで生き残れるのかなとふと思いました。まぁPVと一緒に見ると本当にばかばかしくてしょうがない曲なんですが、つい今のユーロと重ねてみるとこういう考えがでてきたのでした!
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