ユーロビート★コラム
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ユーロは本当に不況なのか?
さぁ今日はヘビーな話題だ(笑)。ユーロフリークにとっては別に今も昔も関係ないのですが、このところますます一般層では過去のものとなりつつあります。あれほど流行したのになぜこんなに廃れてしまったのでしょうか。一つは、パラパラに依存しすぎました。流行ってるときはいいけど、ブームがなくなってパラパラ=ダサいになっちゃったら当然ユーロもダサい音楽となっちゃうでしょう。もう一つは、楽曲そのものの品質が元々リスナーの求めている方向性とずれている感じがします。とにかく勢い優先という感じでしょうか。その場は聞いていて気持ちいいものでも時間が経つとすぐに飽きてしまうような…、そんな曲が目立ちます。一昔前の曲の方がよかった…なんてことありませんか?あるでしょ?(笑ユーロビート本来の良さはずばりメロディに尽きます。たまたまそこにアグレッシブなビートとシンセが乗っかっているだけであって、メロディを軽視してシンセの勢いだけで売っている今のユーロに未来はないでしょう。 ダンスミュージックだから…という言い訳が出てくるかもしれませんが、元々J-POPと構成が良く似てる分、他のジャンルとは違って歌謡曲の要素が大きく求められます。つまりリスナーはJ-POPに近い感触を求めてくるのであって、そのJ-POPも同じようにメロディの良さが必須条件となっているのです。例えビーイング系でも小室系でも少なくともメロディはあるでしょ?それと同じです。最近では特にNUAGEなどのアーティストがメロディ重視の作風となっていますが、単に80年代の音楽が流行っているから作ったというわけではなく、じっくりと腰を据えて取り組んでもらいたいですね。そういえば先日、現地イタリアの某作家からコンタクトがありました。誰かとは言いませんが、昔ビクターのユーロパニックで活動しててその後の衰退で見事に干された人といえばだいたい察しがつくのではないでしょうか。この人、お抱えのシンガーと共に売り込みを各地でしているようでまぁその一つがここに来たと。オレがどうすることもできないので、プロデューサーに内容を渡して後はしりませんが、なんだかそういう不況を日本でもイタリアでも肌に染みて感じる今日この頃でした。
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