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<History> 1983年、DiscoMagicの経理責任者であったGiacomo
Maiolini氏がレーベルプロデューサーとしてさらにDISCO MAGICの社長であったSevero Lombardoni氏を総責任者に活動をスタート。当初はいわゆる”ハイエナジー”という概念にとらわれない様々な(?)ジャンルにトライしていたようです。 しかし89年にはM.Farina−G.CrivellenteはFLEAでの活動とそこでの自らのレーベル「ASIA RECORDS」設立の為次第にTIMEレーベルを離れ、後にG.Pasquiniも諸々のイザコザ(?)から「FLEA」へと移籍してしまいました。 こうしたマイナス要因のなかでもTIMEの成長はとまらず、TIME s.r.lとしてDISCOMAGICから独立、G.Maioriniが社長に就任しました。この頃には従来からの「TIME RECORDS」の他に「MACHO RECORDS」、「DOWN TOWN」、「ITARIAN STYLE」、「IN&OUT」といったレーベルを次々と設立し、特に後半3レーベルは初期はいろいろなジャンルが混在していたものの、ユーロビートだけではとどまらず、イタロハウス、テクノといったジャンルの楽曲をリリース、ブームに乗って多数のヒット曲を輩出し、もはやユーロビートカンパニーという言葉は似合わず「ダンスミュージック」という枠組みで十分語れるレコード会社に成長しました。 気になる制作面では、元SAIFAMのレコーディングエンジニアであったL.Gellmettiの才能を見出し、制作面でのチーフプロデューサーに抜擢すると同時に、所属という名に捕らわれず様々な作家を起用してきました。その中には現SAIFAM「INTER
DANCE」レーベルで活躍するR.Arduni、A. Puntillo、P.Prandoniなど現在のダンスミュージックには欠かせない人材が相変わらずTIMEと関わっていました。92年〜93年までには徐々に作家の定着が進み、TIMEのみならずFLEAなど複数のレーベルで制作活動を行っていたS.Dall'Ora、A-BEAT
Cからの移籍組であるG.Caria、S.Castagnaに加え従来からのメンバーであったC.Moroni、G.Spagna、R.Gabrielli、さらにLIVE
MUSIC社への制作委託というメンバーが構成されていきました。 |
<Exective Producer> |